悠々サイクル 東広島の自転車屋

スポーツ、ママチャリ、電動自転車が得意な東広島市にある自転車屋さん

Harry Quinn Magic Wand 紹介 ハリークイーンマジックワンド

Youtubeなどでちょくちょく見かける面白い自転車

マジックワンドのご紹介です。

 

 

Harry Quinnとは

 

自転車の本場・イギリスのリヴァプールで「Harry Quinn」は誕生しました

1890年、創業者ハリー=クインの父親がイギリス・リヴァプールに「Coronet Cycles」という自転車工房を開いたことが始まりです。


ハリーはその工房で兄弟や姉妹と一緒に働き、自転車づくりの基礎を身に付けていきました。

 

1950年、ハリーは兄弟達と「Quinn Bros Cycles」を開業します。
変わらずリヴァプールを拠点とし、自らをフレームビルダーとして父から受け継いだ技術で唯一無二に磨きぬいた、優れた自転車を多く作り、後に自らのブランドを持つことになるテリー・ドランらへの後進の指導・育成にも力を注いだことからイギリスの自転車業界に強い存在感を及ぼす存在となりました。


しかし、ハリーは片目の視力を失ってしまい、1977年には会社の売却に追い込まれてしまいます。


それでも自転車への情熱は尽きることなく、マスター・フレームビルダーとして工房に留まり自転車を作り続けます。

1980年、息子のピーター・クインと共に「Harry Quinn」の商標を取り戻し、ビジネスの舞台をウェールズのセント・フローレンスに移し店舗を構えました。

 

以来、有名な自転車競技の選手へ車体を提供したり、数々のレースを主催し、多くのサイクリストに愛され、レースでも活躍する一大ブランドになりました。

 
 

一般的な折り畳み自転車との違い

よく街で見かける折り畳み自転車は
自転車を持ち上げて「く」の字型に折りたたむものが一般的である。
慣れれば何の問題もないのであるが、最初は要領のコツをつかむまで少し時間がかかったり力の弱い女性などではそもそも持ち上がらなかったりする。
 
それはハリークイーンでは「X」型の独特のフレーム構造であり
英国の「ブロンプトンBROMPTON)」を連想させるような折り畳み方法である。

折りたたんだ時の構造

車体中心部にあるクイックレバーを解除し、カンヌキを抜いてやれば
後は上方向へ引くだけでさっと折り畳みが出来ます。

また、ハンドル部分もオートバイのセパレートハンドルのような形であり
さらに収納可能でスリムなボディに変身する。

もちろんスタンドの方向を変えると自立可能であり
折り畳み自転車を部屋の中に飾る際も、仰々しくなりがちだが
これはインテリアやオブジェのように畳むことが出来る。

スペック

Frame    
: Steel
Folding size    
: 770×280×1130mm
Weight    
: 約13.3kg
Tire    
: 12×2-1/4
Component    
: Single Speed(チェーンホイール48T / フリーホイール11T)
Color    
: Tangerine Orange、British Green
Price    
: 本体価格¥42,000(税込¥46,200)

 

悠々サイクル販売価格 

¥39,980(税・防犯登録込み)

 

かなりコンパクトなタイヤかつシングルギアなので

毎日の通勤や通学で使うことは難しいと思う。
 
しかしながら月に数回程度のライドであり、そこまでの距離がないのであれば
部屋の美観向上にもつながる当バイクにも選択の余地はあるのではないか。