ペットショップや安い通販サイトなど様々な場所で販売されている犬猫用のキャリーリュック
自転車業界からは自転車のかごにもすっぽり入り、工夫がされている日本メーカー
OGK技研 から販売されているPET-001 サイクルポーターリュックについて解説していきます。
外観
カラーバリエーションはチャコールとアイボリーの2色展開
日本メーカー製品だけあって縫製がかなり丁寧にされているのと
ファスナーが驚くほどスムーズなので、片手で抑えながらの開け閉めも簡単に行えます。
気になる通気性通気孔について
私が最も気になっていたのが通気性や通気孔の形状の部分です。
いくらバッグ自体が広くて快適でも、通気口が小さかったり穴の大きさが大きいメッシュだと
わんちゃんねこちゃんによってはいたずらで噛み千切る可能性があるからです。
OGKのPET-001には大きな通気孔が背面と上部に2か所あり
しっかりと通気性が保たれているのも良いポイントです。
※背面も上部もどちらも閉じることが可能(完全密閉ではなく暗幕が垂れる構造)
またメッシュそのものも非常に細かい通気孔の為
牙が引っ掛かりにくく、退屈したペットがガジガジしにくいサイズで作りこまれています。
サイズ感
メーカー推奨表記は5.0kg未満のペットが対象となっていますが
正直なところ標準体型であれば4.0kg以下が望ましいと思います。
(5.0kgは肥満気味の体型の場合のみ)
我が家にいるトイプードルが約2.8kgですが
PET-001と比較するとこんな感じです。
(前面にいるので大きく見えてしまいます)
ウーバーイーツのリュックのように、横長でないので結構ギリギリなサイズ感です。
中に入るとこんな感じ。
お座りをした状態では窮屈そうな見た目ではないので、数時間程度の移動であれば問題なくできそうです。
※写真の際はかなり背伸びをして顔を出そうとしています。
ペットだけでなく収納もばっちり
このバッグにペットを入れたら収納力ゼロでは、短時間の電車などでの帰省でもなかなか大変な思いをするかと思います。
リュックの大半部分はペットのスペースになっているので大容量とまではいきませんが、小物であれば十分に収納できるスペースが考えて配置されています。
背中の表裏に2か所、サイドポケットに収納可能
反対側の側面のファスナーはペットの出入り用のファスナーであり
上部からの出入りに抵抗のあるペットが側面からも入ることができるよう設計されています。
さらに底部のクッション素材は衝撃吸収クッションとなっており
歩行時や自転車の段差の乗り越えの際の衝撃を最大70%吸収してくれる仕組みになっています。
こういった高性能な仕組みがあるのも日本メーカーだからこそだと思います。
このような一般的なキャリーケースだと、身体にキャリーケースが当たらないよう腕を外側に外旋させる必要があるので、重量以上に重く感じることが多く自動車での移動用などの使い方しかできないのが一般的でした。
PET-001なら一番重いペットを体全体で背負うことができ
両腕が解放されるので、安全かつラクに移動ができるアイテムだと思います。