昨日の雪から一変
本日はとても暖かいぽかぽかの陽気になっています。
ブリヂストン ロングティーンDX ベルト入荷
本日BSロングティーンDXベルトが入荷しました。
アルベルト以上に私個人的にお気に入りの車種ですので
アルベルトとの違い含めてご紹介していきます。
強度にこだわったハードランフレーム
これはロングティーンDXモデルのみの装備で
通常のフレームの多くは溶接を行いパイプ同士をつなぎ合わせるのに対し
ロングティーンのフレームは昔のロードレーサーを彷彿とさせるラグフレームです。
それにより溶接痕が極めて少なく見た目も美しい仕上がりになっています。
また断面をひし形に整形することで従来のフレームよりも
上パイプ13％ 下パイプ26％ 縦パイプ56％の剛性向上がなされています。
耐震基準もブリヂストンな中では最も強いランク付けのフレーム
ステンレス部品が増加
アルベルトで最も壊れる部品といえば「スポーク」 「泥除け」です。
アルベルトは樹脂製なので最初のうちは衝撃が加わってもすぐに元の形に戻ってくれます。
しかし年数を重ね樹脂部分が固くなると、最後の一撃で真っ二つに破断します。
ロングティーンはそう言った物理的圧力には強い「ステンレス」製の泥除けを採用しています。（樹脂よりはもらい錆びを起こしやすいのでそこは注意）
それにより圧力に強く長落ちする泥除けと言えます（金属なので強力に力が加わると凹みます）
カーボンベルト採用
アルベルトは業界の中でも珍しいフローティングベルトを採用しています。
これは踏み込むときにクランクの中にあるバネが一瞬収縮することで
踏み込んだ時の衝撃を柔らかくしてくれるというもので、それによって柔らかい踏み心地を感じることが出来ます。
一見良さそうなこの機構にもデメリットがあります。
それは踏み込んだ時の運動エネルギーがバネに吸収されることとバネの劣化による異音です。
バネが変形するということは少なからず踏み込んだ力がバネの収縮に利用されるということなのでエネルギー効率の観点から言うと不利になります。（私はこのふわふわした感覚が苦手です）
またバネがあることで金属の宿命である錆問題が発生し、どうしても数年するとだんだん漕いだ時の音が大きくなります。
カーボンベルトではそういったクランクの機構を撤廃し、バチバチにテンションを張ってダイレクトな踏み心地を実現
それによりしっかりとチェーンのように進むようになっています。
※最新の電動アシスト自転車もカーボンベルトを採用しています。
しかしながらガシガシ踏まない女性や子供、ご年配の方からすると膝にやさしい構造であることは違いないので（一時期流行ったフリーパワーの様に）フローティング構造が好みならアルベルト一択です！
まとめ
細かいところはまだいくつかありますが大きな部分は以上です。
フレーム構造
泥除けの材質
クランク、ベルト構造
この3点を加味し、車種選定を行うとよいでしょう。
ちなみにロングティーンのほうがメーカー希望小売価格が￥20,000ほどお安いのでかなりお買い得なプライスだと思っています。（アルベルトをフル装備にした場合）
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