日本の電動アシスト自転車の最大手
「パナソニックサイクルテック」
当店でもメインブランドであり
- 価格は3大ブランドの中で安く
- 日本製のフレームで品質が高く
- バッテリー容量も大きい
- 部品の故障率が低く、補修部品も安い
上記の理由で非常に人気の同ブランドの2024年モデルが発表されましたので、紹介していきます。
※ヤマハは中国生産 ブリヂストンは性能と価格面でバランスが取れていないと感じるため、当店はパナソニックをメインブランドとしています。(指名買いは可能)
※2023年12月に実際に展示会に行ってきて様々な色を撮影してきました。
カタログではわかりにくい色味などもあると思いますので、参考になれば幸いです。
2024年モデルは値上げ傾向
2023年モデルより継続販売のものが多い中、新型の発表も充実しているパナソニック
しかし世界的な円安による為替の影響を避けられず、多くの商品において値上げが発表されています。
新機能などの搭載も少ないことから、新色or新モデルでない限りは
2023年モデルを購入するのが価格的にはベストバイだと考えます。
価格変更モデル
パナソニックの2024年度ラインナップのなかで
仕様変更のない純値上げモデルをまとめました。
一部新色などもありますが、そこに魅力を感じなければ早々に2023年モデルを購入するのが良策です。
(2023年11月現在も在庫はかなり薄くなってきている)
※基本的には継続販売品なので価格変更された内容を記述していく。
子乗せモデル
- ギュットクルームEX ¥19,700 → ¥200,000
- ギュットクルームDX ¥18,000 → ¥183,000
- ギュットクルームR EX ¥194,000 → ¥199,000
- ギュットクルームR DX ¥174,000 → ¥179,000
※新型子乗せに対応するためにステム部分のパーツ変更があります。
ファミリーモデル
- ビビEX ¥167,000→¥170,000
- ビビDX ¥136,000→¥139,000
- ビビMX ¥129,000→¥132,000
- ビビSX ¥105,000→¥118,000
アルミフレームモデル
- ビビSL ¥138,000→¥143,000
- ビビSL20 ¥138,000→¥143,000
- ビビL ¥138,000→¥143,000
※重量の変更はあるが、パーツなど変更点はないため計量法の変更と思われる。
通学 通勤モデル
- ティモS ¥145,000 → ¥148,000
- ティモDX ¥145,000 → ¥148,000
- ティモL ¥145,000 → ¥148,000
2024年ニューモデル
ギュットクルームF DX
今回新搭載の「クルームフロントシート」を装備
今まではリアのみの設定であったコンビ製のチャイルドシートがフロントにも装着し、見た目の統一感もばっちりです!
もちろん従来のコンビ製のリアチャイルドシートをオプション装備することも可能です。
またこのコンビ製のフロントチャイルドシートは運転席とチャイルドシートの間のスペース確保する事により、チャイルドシートに膝が当たりにくく、はじめて子乗せモデルに乗車される方も扱いやすい設計となっています。
その分フロントの居住性が気になるところですが、そこは実車にて確認すべきポイントといえそうです。
ティモ・MX
人気のシティサイクルモデルの「ティモDX」から26インチモデルの
ティモMXが追加リニューアルされました。
従来のDXでは適応身長の部分でシティタイプをあきらめていた方も
MXでは140㎝程度から乗車可能な低床フレームにより幅広いユーザーに適用。
DXと比較して変更点は
- タイヤサイズが26×1 1/2になり安定性と衝撃吸収性を向上
- 低床フレームによる幅広い適用身長を実現(170㎝以上は従来のDXを推奨)
- バッテリーがティモシリーズ初の12.0Ah搭載で価格を抑える
価格 ¥138,000
ビビ・S・18
20インチ以下の珍しいモデルです。
最低身長高は20インチモデルの「ビビL20」と大きく変わらず、電動アシスト自転車で長くなりがちな全長をなるべく短くまとめた新型ビビシリーズ。
- 重量が20.8kgと電動アシストの中でも最軽量クラス
- 全長1490㎜と短いので乗車時はもちろん、降りた際の取り回しの良さも抜群
- 独特のオリジナルハンドルで、ちょっとした持ち上げの際に持ちやすい
価格 ¥141,000
マイナーチェンジモデル
ギュットアニーズDX
基本的な部分構成やチャイルドシート部分はそのままに
駆動ユニットを新型の「カルパワーユニット」に変更してきました。
※新色 バーガンディ
そのおかげで車体重量が約2.4kg軽量化され32.0kgとなり、より扱いやすくなりました。
私個人的には重量増でも従来の旧型ユニットの方が
- 出だしのパワー感
- 長期間使用されている信頼性
の優位性があり、好きなユニットであったため残念です。
2023年10月現在ではまだメーカー在庫があるので、現行モデルのパワー感と価格のお買い得さを優先するなら即買いをおすすめします。
価格改定 ¥170,000 → ¥175,000
SW
新色(ブルーイッシュグリーンメタリック)とともに「カルパワーユニット」搭載による軽量化です。
SWは元々シングルギアなので、初速は遅くとも中速域の伸びが出せる「カルパワーユニット」との相性は比較的良好だと思います。
※初速がマイルドになることでスリップ事故の軽減にも役立つかも
重量はカルパワードライブユニットの恩恵もあるはずなのだが
何故か20.9kg→20.8kgと100gしか変化がありません。
しかし価格も大幅上昇となり¥89,000 →¥107,000
現行モデルの在庫があれば価格差が大きいので即買いしても良いでしょう。
現行モデルはお買い得感から全色完売となったため、新色新型発売待ちです。
ティモA
カルパワーユニットの新登場の際と同様に、なぜかティモAにだけ先行試験的に新機能が導入されています。
その名も「空気入れタイミングお知らせ機能」
※空気入れタイミングお知らせ機能は、モーター回転数やスピードセンサーからの情報をもとにタイヤの空気圧を推定し、空気を入れるタイミングの目安を液晶スイッチに表示する機能です。使用条件によっては正しく推定できない場合があります。
電動アシスト自転車の制御ってけっこうシビアで、コンマ1秒単位で緻密に制御されています。
ですので空気圧が減った際の挙動の変化を感じ取り、表示してくれるシステムです。
しかし心配すべきところは「巨漢の人間が乗車した際にずっと表示されてしまう」
事があるらしく、その辺のインプレが気になるところです。
2024年モデル パナソニック展示会写真集
以下では、その他の車種の新色や展示会で見られたカタログでない実車の写真を掲載しております。
ネット購入などでカラーバリエーションの色味が分かりにくい方の参考になればと思います。
まとめ
価格上昇の波に飲まれたが、それでも依然と大手3大メーカーの中では
価格優位性が高いといえるパナソニック
さらに新型モデルの開発も続けているという事で電動アシスト自転車への
熱の込めようが、ブリヂストンやヤマハと比べて圧倒的に高いと感じられます。
この原動力が国内トップシェアを守り続けそのシェアを拡大し続けている要因だと考えられます。
当店も2023年モデルは年末ごろから順次導入予定ですので
ぜひご注文お待ちしております。