- STORESから突然のメール
- 【重要】取引懸念検知のお知らせ[STORES]
- 少しの望みをかけて購入車に連絡を取る
- 購入者とのメールでの記載事項
- 思いは虚しくクレジット不正利用確定のお知らせ
- サイレント返金の場合も
STORESから突然のメール
当店は自転車店なので、アイテムの単価が比較的高い傾向にあります。
ある日、比較的高額な商品が販売されメーカーへオーダーを出したのちに
販売母体であるSTORESより思いもよらぬメールが来ました。
【重要】取引懸念検知のお知らせ[STORES]
上記のメールが来て一瞬「これはフィッシング詐欺か?」と勘繰りました。
※上記のオーダー番号や偽名は切り取り済みです。
しかし内容を見てみると、ストア側しか知りえない情報が記載してあったために
「これは本当にクレジットカードの不正利用なんだ」
と、確信するようになりました。
しかし高額商品メーカーへ発注を行い、お金も振り込み済み案件だったので
全額店舗負担での不良在庫となりました。(被害総額約10万円)
少しの望みをかけて購入車に連絡を取る
第三者の不正取引と確定したわけではなく、あくまでもSTORES側の異常なデータに基づく検知メールであるために出品者にメールでの連絡を取ることにした。
この段階で
- 出品者が住所を間違えて入力していた。
- クレジットカードが家族名義であった。(旧姓の名義も含む)
等があれば訂正を行っていただいたり、コンビニ支払い、銀行振り込みに変更後に再購入を行うことで取引が継続されるからです。
購入者とのメールでの記載事項
- 購入時の決済について決済事業者の検知により不正利用の可能性があると通知されたことを説明する
- あくまで決済事業者監視基準による可能性段階での判断であるが、規定に沿ってストアを運営している立場上キャンセル対応に至ったことの理解をお願いする
- 再度購入をご希望いただける場合には、選択いただいた決済手段以外のお支払い方法を選択していただくようお願いする
- 不正利用でないとの主張があった場合も、あくまで決済事業者の規定による検知判定なのでストアでは対応ができない旨を説明する
上記内容をまとめたメールを購入者に対して送信を行った。
これでレスポンスがあれば商品代金を回収できる事になるので
「何としてでも返信お願いします!」
という心境でした。
思いは虚しくクレジット不正利用確定のお知らせ
2日連続で同じ内容の文章を送信したが返信はなしのつぶて。
そんな時にSTORESより新たなメールが送信された。
「がーん!!」
これでクレジットカードの不正利用が確定しました。
「ネットストアをしている以上こういうリスクに関してはある程度許容していかなければいけないのかな?」
と、勉強になりました。
それからはオーダー画面より
オーダー情報右側にある※(歯車みたいなマーク)を押して
返金処理の確認画面になるので、そこから申請して完了です。
サイレント返金の場合も
上記取引懸念メールとは別に
「サイレント返金」→当店が命名しました
の場合もあるので要注意。
受信メールで
「アイテムが購入されました」
となり、そのままメーカーへオーダーを行いました。
翌々日に発送しようと、オーダー画面を開くと、、
クレジットカードの不正利用の為返金しました
えぇぇぇ!(心の叫び)
60,000円の商品2個なんですけれども、、泣
恐らくですが
- 判断が難しい場合は「取引懸念メール」
- 一発で不正利用が確定したときはサイレント返金
を行うみたいです。。
ほんとついてないなぁ、、(多分狙われている?)
これにより高額商品の場合の注意点は
- 取り寄せ商品の場合は1日ほど発注を保留する
- 在庫商品である場合も即日発送を避ける
これで予防するしかありません。
以上、ストアーズでのクレジットカード不正利用の対応方法でした。
※特殊詐欺などで奪われたカードを使っての決済だと思うので
当店は全て返金処理で対応しており、被害に遭われた方の損害を最小限にとどめる努力を行っています。
今回は不良在庫という形でお店に残ったので、バランスシート上は赤字にはならないのですが高額品だっただけに、いつ売れるかわからない商品を仕入れさせられたという事になりました。
しかしこの懸念メールがなく発送後にクレジット不正利用がカード所有者から申請された場合もお店は返金に応じなければならないので
こういったアラートがあるだけでも、Eコマースサイトを使う理由があると思います。