以前の記事でパナソニック電動アシスト自転車のリチウムイオン電池の追加リコールや発火状況のお話をまとめました。
今回は当店の試乗バッテリーが該当した為にメーカーから新しいものが送られてきたので処理方法などを紹介します。
リコール情報の確認や申請方法については上記記事をご参照ください。
新しいバッテリーが届いた
申請して4日ほどして新しいバッテリーが到着しました。
バッテリ本体の2.5倍くらいあるサイズの大き目の箱です。
開封してみると
このように注意事項がかかれています。
わかりにくい方はこの中にも冊子が一枚入っているので、そちらを参照してもらえると詳しく書いてあります。
放電器の使い方
箱を開封すると中には新品バッテリーと放電器が入っています。
ヤマハのリコール返送時の放電器よりも若干大きいかな?
ってくらいのサイズです。
これに既存のリコール対象バッテリーを載せて放電を始めます。
放電時の注意点はいくつかあり
- 放電中は絶対に外さない
- 赤ランプ点灯の際はメーカーへ連絡
- 安定した場所に置く
3つに気を付けたらOKです。
開始ボタンを押すと何にも反応がないので
「これはどうやって放電しているのか?」
と、疑問でしたが程なく「ウーーン」というファンの回る音が流れてきました。
恐らく最初の数分でプログラムなどに異常がないか診断したのちに
放電を開始するという仕組みなのだと思います。
回収はヤマト運輸
無事青ランプが表示されて放電完了したら、元々入っていた緩衝材とダンボールを利用して、大きな箱に戻したら作業完了です。
ヤマトさんの集荷専用番号へ電話して待つだけ。
充電が満タンの状態だと最長で半日ほど時間が必要な場合もあるので
なるべく少ない状態で放電器に乗せるとすぐに終わります。
到着から返送まで1週間以内を指定しており、次の人の順番待ちも発生している可能性もあるためになるべく早く作業の実施をお願いします。