普段の生活の足として非常に便利な電動自転車
そんな自転車の中での電装系トラブルで最も多いのが
「バッテリーの故障」
今回はバッテリーの故障時の反応を”エナシス” ”オフィスプレスe”のバッテリーをもとに
紹介していきます。
あさひ電動アシスト自転車のバッテリーについて
大容量小型リチウムイオンバッテリー（36V‐10.35Ah)
型式 EBBA19-ST3610UP
JANコード 4582590899388
※日本では一般的な25.2Vに換算すると、14.7Aｈ相当となります。
- 高電圧化することで、少ない容量でも十分なエネルギーを取り出すことが可能なため、バッテリー自体を小型化することが可能
- 36Vの出力電圧により高トルクに対応
- 過放電防止のオートスリープモード内蔵
- バッテリーの診断機能装備（P2‐7、P2‐9ページ参照）
- 防水等級：IPX4
リチウムイオンバッテリー故障時の反応
エナシスのバッテリーエラーの症状として上部より3つ以内の残量ランプが点灯するというものになります。
- 上部3つが点灯→過電流保護放電
- 上部2つが点灯→過電流保護放電
- 上部1つが点灯→その他異常
上記がエナシスバッテリーのエラー時の反応で
これらが発生すると基本的には回復不可能。
バッテリー交換の症状となります。
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エラーメッセージについて
エナシスにはスイッチパネルにエラーメッセージの表示がなされます。
下記には主なメッセージ内容を記載しておりますので故障発生時の参考になさってください。
00 システムエラー通信なし
01 ドライブユニットコントローラーエラー
04 ライト出力エラー
05 ドライブユニットエラー
06 ドライブユニット保護プログラム
21 トルクセンサー電圧エラー
22 トルクセンサー出力エラー
23 スピードセンサーエラー（マグネットの有無）
32 ドライブユニット過電流エラー
33 バッテリー通信エラー
34 バッテリー過熱エラー
37 充電過電流 38も同様
41 モーター過熱エラー
42モーターホール信号エラー
まとめ
異常があさひ自転車のエナシス オフィスプレスのエラー時の症状です。
基本的には
バッテリーを取り外して数時間放置→その後回復がなければ
大きな修理金額が必要だと考えてください。
ただエナシスシリーズは比較的エラーが少なく、電動ユニットの開発経験豊富なサンツアー製のユニットを使用しています。
ホームセンターに並んでいる廉価ユニットとは一線を画し
パナソニックをはじめ大手ブランドと引けを取らないユニット品質なので
購入前の方もそこまで身構えなくても大丈夫かと思います。
下記に過去記事での電動アシスト関連リンクも貼ってありますので興味のある方は読んでみてください。
