あさひの人気小径自転車「アプレミディ」が2023年にリニューアルして新登場
どのように生まれ変わったのか解説していきます!
アプレミディとは
あさひ自転車の展開するオリジナル自転車の一種
20インチの小径タイヤに1.95サイズの太めのタイヤで乗り心地が良く
街中での段差などにも強い構造の自転車で、主に女性を中心に人気の車種です。
アプレミディ 人気の理由
自転車では珍しい車体と同色のバスケットや大型のテリーサドルがついていて
自転車に乗りなれていない人でも痛みを感じにくく、気軽に乗れる自転車です。
カラー展開も主張過ぎない、無垢なカラーラインナップで街の中に溶け込むデザインがGOOD
気になる点
これは乗車しなければまずわからないのですが、太めのハーフスリックタイヤなので構造上どうしてもロードノイズが発生します。
それがダイナモライトの使用時にはライトにも伝わることで「そこそこ大きな振動音」
となり手元や耳に伝わってきます。
夜の乗車する機会が多い方はその部分が気になる方も多いので購入前に確認したほうがよいでしょう。
以下からはリニューアル内容の解説を行っていきます!
アプレミディ 2023年モデルの変更点について
BAA認定されてリニューアル
最も大きいのはこのBAAマークです。
今までのモデルはBAAマークがついていませんでした。
しかし2023年モデルはBAAマーク導入で価格据え置きのお買い得なモデルに生まれ変わりました。
それに伴い各種ブレーキやライトの補助レバーなどが追加されています。
BAAマークの詳しい内容は下記記事にて紹介してありますので気になった方はご確認ください。
基本的にBAAマークは、ついていないJISマークのみのものと比較すると
完全上位互換認定ですので、これがあるということは消費者にとってプラスに働きます!
補助レバーが新設
暗くなると道路交通法で定められているように「ヘッドライトの照射」が義務付けられます。
その際にライト部分のスイッチにアクセスした際「手がブレーキダストで汚れた」
もしくは足で操作して「破損」 「接触不良」につながった経験はありませんか?
そんな悩みから解放されるリモコンレバーの登場です。
ハンドル部分のワイヤーとライトがつながっているので
ワンタッチでヘッドライトの切り替えが可能に!
これで手が汚れたり、トラブルのリスクから解放されます。
大型ブレーキフィン搭載
あさひ自転車の限らず30,000円以下の自転車のブレーキは概ね「ドラムブレーキ」「バンドブレーキ」と呼ばれるものがついています。
これはシンプルな構造で価格が安い代わりに自転車特有の「キーキー音」が鳴るブレーキです。
新型のアプレミディではこのフィン付きブレーキを採用することで
熱ダレによるブレーキ低下の軽減や、音鳴りが始まるまでの期間を延命する装置が搭載されています(それでも一度なると鳴り止まないのは従来通り)
グリスコーティング処理
当店納車の自転車は全ての自転車において
ワイヤー類をバラし→グリス処理→適性の長さにトリミング処理
を行っています。
これは量販店ではまず行わない処理で
金属同士の固着やワイヤー類の防水性能を向上させる目的があります。
※量販店で行うと組み立て時間が2-3倍かかり回らないため
(この様な感じでペダルのねじ山にもグリス処理を行います)
※リチウムグリスでコーティング処理を行っています
グリス処理を行う理由
量販店時代にこの部品を使った自転車を年間数百台販売してきました。
その中でも特に多かったのが使用中のワイヤー断裂です。
その名の通り通常利用している際に突然シフトワイヤーがちぎれます。
力の強い男性だけでなく女学生でも起こりました。(しかも購入後2年以内)
これは自転車バイク問わず特性でもありますが
防水性能が環境に追い付かずに水がパーツ内部に侵入し錆が生まれ腐食させるというものです。
新車生産時にはワイヤー類の中には油脂類が組み込まれておらず隙間が多い状態。
なのでグリスを使用することで水の侵入を防ぎ製品寿命を延ばしてあげる意味合いがあります。
このグリス処理を行うだけで断裂の発生確率がほぼ0%(私の認識内では0です)になるので新車の性能をなるべく維持するためにもこういった処理を行っています。
当店で販売する以上は安い自転車であってもしっかりと整備を行い出荷いたします!
安心の価格設定
悠々サイクルでご注文いただいたあさひ自転車は原則何を購入しても
あさひ自転車直営店より安い価格設定を行っております。
※展示車がないためにカタログ販売でのご提供はご了承ください。
今回のアプレミディも
・あさひ直営店
車体価格26,400円+防犯登録650円+初回点検整備2,500円
合計29,550円 のところ
・悠々サイクル
車体価格25,330円+防犯登録650円+初回点検整備0円
合計25,980円
その差額3,570円という結果です。
※初回点検整備は任意ですがメーカー品質保証を受けるためには必須の項目となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
通学通勤には使わない、もしくは通勤でも1-2㎞程などであれば十分選考の余地がある車体です。