-2023年最新版-※直接取材を行いました
前回執筆させていただいた下記記事
が、意外と好評だったので「パンク修理」、「タイヤ交換費用」の部分の抜粋記事です
※ですので上記記事の縮小版
サッと価格を知りたい方にお勧めの記事となっています。
以下抜粋記事
タイヤ チューブ交換料金
これは気になる人が多いのではないでしょうか?
自転車屋さんの中でも最も多いのがタイヤにまつわる修理です。
その金額を一覧にしましたのでご覧ください。
ちなみに通常パンク修理料金は
パンク
1ヶ所まで 1,430円(税込)
パンク1ヶ所増す毎に基本工賃からプラス550円(税込)
水調べ (パンクしていなかった場合)
1,100円(税込)
となっています。
あさひ自転車タイヤチューブ交換料金表
2023年12月時点
使用されるタイヤは
- ノーマルタイヤ DEMING L/L
- 耐パンクタイヤ DEMING L/Z
shinko - Bicycle Tires(自転車タイヤ) CITY
こちらのメーカーのものが標準設定とされています。
(店頭在庫はないが注文でブリヂストンやパナソニックの純正タイヤを取り寄せも可能)
ちなみに当店のタイヤチューブ交換料金は
悠々サイクルタイヤチューブ交換料金表
¥3,980~
上記料金表で交換させていただいています。
※東広島最安値水準!
その他修理も業界最安値基準です
パンク防止剤について
あさひ自転車でチューブ交換もしくはタイヤ交換を行った際に必ず確認があるパンク防止剤
前後価格1,760円(片側880円)でチューブに入れることができ、パンク発生率を少なくするというアイテムです。
これについて下記に記述していきます。
パンク防止剤とは
細かな繊維を含む液体で、あらかじめ注入しておくことで不意に起こるパンクを未然に防ぐ事が出来るアイテムです。
アメリカで1989年から展開しタイヤシーラント(パンク防止剤)業界で世界No.1シェアのパイオニアブランドのシーラント。
自動車分野ではホンダ、GM、フィアット、フェラーリ、マセラッティ等に純正採用されるなど、優れた品質で信頼と実績のあるタイヤシーラントメーカーです。
パンク防止剤のメリット
- パンクしずらくなる
まぁ、当たり前っちゃ当たり前ですよね^^;
名前のその通りなのですから。
パンク修理が1回1,000円超えのあさひ自転車では、1回でも防ぐことができれば元が取れるという代物です。
当店ではパンク修理800円ですので期待値として2か所以上のパンク防止効果がないと元が取れないのでお勧めはしていません。
どれくらい効果があるのか?
これは正直わかりません。
大きな穴や空気圧不足などでパンクしたら「効果がなかった」と揶揄され
防止剤が仕事をしてくれても「気付かない」ので統計を取ることが不可能だからです。
※そのせいで、「パンク防止剤=悪」という記事も散見されますが(;^_^
パンク防止剤のデメリット
- タイヤが重くなる
- 加水分解で虫ゴム、チューブの寿命が短くなる
- 修理時に汚れたり穴が見当たらないリスク
以上が考えられます。
1つ目のタイヤ重量について
空気以外の固形物を注入するわけですから当然重量増の傾向があります。
感覚としては150~200g位となり運動エネルギー効率のロスやブレーキング時の制動力低下につながる。
2つ目の加水分解について
パンク防止剤も液体ですので水分が含まれます。
その水分により加水分解が起こることで、虫ゴムの寿命が短命になる傾向になる。
またチューブのバルブ根元の接着面においても悪影響をもたらす傾向があり
概ね2~3年ほどで接着剤の剥離が起こりチューブ交換が必要となる場合がある。
※これは通常2-3年でタイヤ交換を行うので問題が起こらないケースが多いが
短距離走行中心で年間走行距離が極端に短い方は、チューブ寿命も短くなる傾向見あるので要注意
3つ目はパンク防止剤が遅れて効果を発揮してしまいパンク修理時に穴が見当たらないケースや、穴から噴出した液体で汚れるケースである。
※これは数百件のパンク防止剤修理を行っているがかなり稀なので問題にならないことのほうが多い。
(パンク防止剤が入っているから修理不可というは
そのお店に「修理を行う腕がない」 「面倒」 「それを口実にチューブ交換して売り上げを取ろう」としているかだと思っています)
以上の観点で総合的に個人で判断されてみてください。
個人的には
・通学通勤で遅れることが絶対にできずリスクを少しでも減らしたい
上記の方であれば、年間走行距離もある程度踏むでしょうし、導入の是非を検討しても良いと思います。