自転車のタイヤブランドの中で
安くてそこそこ信頼のできるメーカーとして挙げられるのがシンコーです。
大手のあさひ自転車で全国500店舗の標準補修タイヤであったり、イオンバイクでも取り扱われていることから信頼と実績は間違いなし。
そんなシンコー製品を実際の現場で使ってみての使用感を書き連ねていきます。
シンコー DEMING L/L SR078 デミング
全国のあさひ自転車が採用している補修用タイヤとして使用されている「デミングL/L」
このタイヤのいいところは圧倒的な価格優位性です。
業販ですとタイヤチューブ2本セットかつリムフラップまで付属してかなり割安で購入できるために、あさひ自転車の標準修理タイヤとして採用されているのであろう。
ちなみにあさひ自転車の修理金額や採用タイヤについての記事は下記にまとめておりますので、興味のある方はご参照ください。
装着した走行感 感想
タイヤに関しては、ビート部分も柔らかく簡単に取り付けが可能な部類です。
走行した感想としては
「可もなく不可もなく普通のタイヤ」です。
例えば一般的な廉価車である2-3万円クラスの標準タイヤと変わらない乗り心地。
逆に言えばブリヂストンや国内ブランド電動自転車等の標準装備タイヤから
これに履かせると明らかにフィーリングの悪さが感じられると思います。
イマイチだなと思った点
走行した感触はごくごく普通の廉価タイヤ。
段差での乗り越え時においては、タイヤサイドのコシがあまりないので
空気をしっかり入れないとリム打ちパンクになってしまうので注意。
※空気をしっかり入れていて、無理な速度での乗揚げが無ければ問題ないです。
でも価格を考えると、かなりの激安なので
普通に走れるってことだけで充分なんです!
タイヤライフ 寿命
耐久性は特に突出したものはなく長寿命カテゴリではありません。
「とにかく価格を抑えたタイヤ」
上記条件を希望しているのであれば選択肢としてアリです。
※交換タイヤとして数千本使用し、その後の使用経過を追った感想です。
平均的な寿命としては
- 短距離学生での通学利用で2-3年程度
- 通勤通学距離が長い、男子学生でガシガシ漕ぐ人だと1年
上記使用頻度で内部のケージングが露出して交換するケースが多いと感じました。
(後輪の寿命です。前輪の場合は後輪の1.5‐2倍程度の寿命です。電動車に使うと1年程度。)
走行面やタイヤサイドのひび割れについても空気圧管理を定期的行なうことで、ほとんど起きることもありませんでした。
(1ケ月に1度は必ず増し入れしてください)
過去記事にこれのボリュームアップバージョンである
デミングL/L アンチパンク
についての記事もあるので、良かったら参考にしてください。