今回は番外編のウィンドウズのPCによる更新中の疑問について書いていきます。
Windowsの準備をしています の画面の対処法
ある日突然と訪れるこの画面
私もつい先日
「画面がカクカクするなぁ」と思い再起動を選択。
その直後にこの画面に遭遇しました。
多くの場合は更新の後に起こることが多く、最新ですと2023年の11月中旬のアップデートで発生している模様です。
ネット上でも困っている人が多く
「PCが動かない」 「午前中の仕事時間がつぶれた」 「会議資料が間に合わない」
などの嘆きの声が上がっていました。
その1 ひたすら待つ
まずは基本です。
「電源を切らないでください」と書かれているようにここで強制終了なんてことをするとPC側に大きなダメージを与えてしまう可能性が高いです。
私もこの方法を信じてひたすらに待ちました。
少しでも周辺機器からの影響を減少させるためにUSBポートに刺さっている電源以外の周辺機器はすべて外しましょう。
その後、待てども待てども変化なしなので、潔く少し早めの昼食をとることにしました。
昼食を食べ終わり、画面を見ても変化なし。
「これは長期戦になりそうだな」
と、覚悟をしたときに画面が切り替わりました!
待つことおよそ100分。
PCメインの仕事の方であれば午前の仕事は完全にアウトです。
そしてここからは早く、10-15分後には簡易設定画面→ホーム画面に戻れました。
多くの場合は2時間以内に終わるという報告が多いため、まずは電源を切らさないよう2時間は耐えましょう。
その2 強制終了
いくら待っても状況が変わらず
「Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでください」
のメッセージが終わらない場合はPCの強制終了という手段が次の候補に挙がります。
しかし、この作業は前述のとおりPCに大きな負担をかけるため、行うことはオススメできません。
3時間以上状況が変化しない時の方法とした方が良いと思います。
その3 問題のあるファイルを削除
3時間以上「Windowsの準備をしています」に変化がない場合はアップデートの際に何かしらの問題を抱えている場合があります。
その場合はWindows回復環境を使って対象のファイルを削除しなければいけません。
強制再起動を3回行うと、Windows回復環境が起動して問題のあるファイルを削除できます。
以下の手順で問題のあるファイルを削除してください。
- 「トラブルシューティング」→
- 「詳細オプション」→
- 「コマンドプロンプト」→
- コマンドプロンプトの画面で「C: cd Windows\System32\LogFiles\Srt. SrtTrail.txt」と入力を行いエンター
- 「Boot critical file c:\windows\system32\drivers\vsock.sys is corrupt」や似た文字列が表示されたら、末尾に「Del」を入力することでそのファイルを削除することが可能です。
ここまでの作業を行えば大抵の場合は復旧可能かと思います。
準備画面から復旧したら
あとは簡易的な設定確認を行えば無事にホーム画面に到達できるはずです。
エラーで長引いてしまった可能性もあるので、いらないファイルは定期的に削除すると
こういった更新も早く終わることも多いので効果的です。
(更新と関係のないブルースクリーン状態のリスク回避にもつながる)
以上の操作を行っても回復の見込みがない場合は専門店に持ち込んで貰い原因を突き止めてもらうことも手段の一つかと思います。