悠々サイクル 東広島の自転車屋

スポーツ、ママチャリ、電動自転車が得意な東広島市にある自転車屋さん

一般車ブレーキシューの見分け方-キャリパーブレーキ編-

 

シティサイクルのブレーキは2種類ある

一般的な街中を走行するシティサイクル、ママチャリの消耗品として挙げられるのが

「タイヤ」 「ブレーキ」が一番交換頻度が高いのではないだろうか。

 

今回はそのブレーキについて記述していく。

 

一般自転車にはキャリパーブレーキという

「安価」 「制動力が安定している」 「メンテナンス性が良い」

上記のブレーキが搭載されている。

 

主に以下の2種類です。

 

※シングルピポットキャリパーブレーキ

 

※ダブルピポッドキャリパーブレーキ

 

どちらもキャリパーブレーキの共通のブレーキシューを利用する。

 

ブレーキの制動能力を上げたい場合は

主にシングルピポッドのブレーキは安価な3万円以下のモデルに使われることが多く

ダブルピポッドブレーキは通学通勤モデルなどの高耐久モデルに使われる傾向にある。

(赤丸で囲った部分がセンターに1個ならシングルピポッド)

 

もしブレーキの性能そのものを上げたい場合はブレーキシューの交換よりも

本体交換の方が圧倒的に効果的です。

 

この記事を読む前に

「ブレーキ制動力向上」

が、目的でシングルピポッドが使用されていた場合は、まず本体交換をしましょう。

(本体を購入するとシューも付属してきます)

 

ダブルピポッドブレーキの方が制動時に、前輪の動きに流されず剛性も高いので

しっかりと握力をブレーキの力に変換してくれます。

 

対応ブレーキシューの違い

ここまでで、キャリパーブレーキ用のブレーキシューを使用すればいいところまでは理解したと思います。

 

あとはリムの材質によって

「ステンレス用」  「アルミ用」

どちらかのリムが採用されているのでそれぞれ適正なものを選びましょう。

 

ステンレスリム

一般的に4-5万円以上の高額車両に採用されていることが多いです。

ブリヂストンなら写真のように「STAINLESS」の表記があります。

特徴としては

  • キラキラ輝いている
  • 若干黄色がかっている
  • 高額車両である
  • 大手メーカーの電動自転車である(26/27インチ)

上記で見分ければオッケー。

一部例外もあるが、すべて当てはまれば概ねステンレスです。

(ちゃんとしたメーカーなら車種の主要諸元に書かれています)

 

アルミリム

 

安価な自転車、高価な自転車問わず全体の9割以上がアルミリムです。

高額車でも軽さを売りにしているモデルはあえてアルミリムを採用していることがあるので注意が必要。

上記は全てアルミリムです。

 

特徴としては

  • 少しくすんだ光沢である
  • 交換時にブレーキ面に黒いブレーキダストがある
  • リムに色がついている

が特徴です。

ステンレスよりも白みがかった光沢があり、リム面のダストが出やすいので

ブレーキ周辺に黒っぽいブレーキダストがあればアルミリムでしょう。

 

またステンレスは塗装することが困難であるために、上記黒リムのホイールの場合でもアルミリムとなります。

 

まとめ

自身のブレーキとホイールの種類を確認してあげれば適合するブレーキは簡単に見つかるはずです。

ブレーキ交換を怠ると、リム部分が削れホイール交換という大出費にもつながります。

 

適切な工具を使用の元早め早めの交換をしてあげてください。

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送料込みなので、ストックやご家族への交換用にいかがでしょう?